04.05.15:58
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10.13.02:19
乗り越える
自分には、スランプがありました
いや、いつも隣り合わせにあるけど。
あの時は、ホントに何のアイディアも
描きたいものもなかった。
浮かばなかった。
やりたいことが無かった。
楽しみも、なんも無かった。
そんな時、ひねり出して絵を描かなければいけなかった。
描きたくないのに、課題だから。。。
なんでもいい。
とりあえず、キラキラしたものがいいな。
笑っている女の子も描こう。
そうやって できた。
今の自分が見ても、ちょっと恥ずかしいくらい
技術をまったく活かしていないと思う。
ほんとに。
けれど、ある時、すごーく時間がたって、
人の目に着く場所においた。
一年以上前に。
その絵を自分の手元以外で
また目にすることとなった。
友人の携帯の待ちうけになっていた。
衝撃だった。
自分の中では、初めて書き直したいと思ったほどの作品を
彼女はとても気に入ってくれていた。
絵の価値は自分が決めるもんじゃないんだ。
価値の無かった絵も
誰かが100万円といえば
それは100万円の価値のある絵になる。
わたしは、最近、その友人に、その絵を渡しました。
自分が持っているよりも、
ホントに好きでいてくれる人のそばで
一番価値を持たせてくれるひとのそばで
その人の、人生の一部になれたら
それが本望だと思ったから。
わたしも、ホントに自分を好きでいてくれるひとのそばで
その人の 人生の一部になりたいです。
これからも、誰かの人生の一部となる
気持ちの込めた絵を描きたい。
おやすみなさい。
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